Manfrotto トップロック型 クイックリリースアダプター(MSQ6T)使用時の注意点
今回は、MSQ6T使用時の注意点について書きたいと思います。
こちらは、Amazon等でよく見る格安のアルカスイス互換アダプターです。中央部の両サイドにくぼみがあるのがわかるかと思います。
こちら、わかりづらくて申し訳ありませんが、よくあるアルカスイス互換のプレートです。(雲台の上に裏返しに置いています)
両サイドに突起(銀色の部分)が出ており、上のアダプターのくぼみに合わせて嵌めるようになっています。何故この様になっているかというと、アダプターが緩んだ際にプレートが横滑りしてカメラが脱落するのを防ぐためです。
ところが、MSQ6Tにはこのくぼみがなく、上のようなプレートをそのまま付けようとすると突起が干渉してしまいます。
こちらも少々わかりづらいですが、両サイドで突起がアダプターに干渉してしまい、プレートがアダプターの奥まではまりません。
このプレートの場合は、突起がネジ式になっており、六角レンチで外すことができました。
これで、正常にプレートを固定できるようになりました。
Manfrotto Befree アルカスイス化
Manfrottoの三脚であるBefreeをアルカスイス化したので、その流れを記録しておきます。
と言っても、Manfrottoから新しく発売されたアルカスイス化アダプターを使用したため、特に難しいことはありません。
純正アダプターのクイックリリースも良いのですが、当然他社のプレートとは互換性がないため、他社の三脚と併用する場合は不便です。そこで、プレートとアダプターをアルカスイスタイプに統一するために、今回の作業をおこないました。
私が持っている三脚は、Befree Advancedのカーボンモデルです。
今回購入したアダプターは、こちらのMSQ6Tです。
通販で購入しましたが、このような箱に入って届きました。
開けるとこのような感じで、シンプルです。説明書もありません。
Befree Advancedの雲台はMH496-BHです。
MSQ6Tは、494/496/498に対応しているようです。
元々は、このように純正のクイックアダプターが付いています。
三脚に付属のレンチを使用してネジを回し、アダプターを取り外します。
アダプターを取り外した写真がこちらです。
中央に、アダプターと合わせるための溝があります。この溝があるため、汎用のアルカスイスアダプターを付けると安定性がイマイチなようです。
MSQ6Tは純正品のため、ピタリと装着することができました。
Befreeはコンパクトな三脚であり、収納時は足を逆向きにして折りたたみます。その際、アダプターは脚の間にうまく収まるように設計されています。
(こちらはオリジナルのアダプター装着時)
MSQ6Tに交換後も、問題なく収納することができました。
これでManfrotto Befreeでも、アルカスイスプレートを装着したカメラをそのまま載せられるようになりました!