Manfrotto トップロック型 クイックリリースアダプター(MSQ6T)使用時の注意点

今回は、MSQ6T使用時の注意点について書きたいと思います。

 

こちらは、Amazon等でよく見る格安のアルカスイス互換アダプターです。中央部の両サイドにくぼみがあるのがわかるかと思います。

f:id:yashi-84:20200219174218j:plain

 

こちら、わかりづらくて申し訳ありませんが、よくあるアルカスイス互換のプレートです。(雲台の上に裏返しに置いています)

両サイドに突起(銀色の部分)が出ており、上のアダプターのくぼみに合わせて嵌めるようになっています。何故この様になっているかというと、アダプターが緩んだ際にプレートが横滑りしてカメラが脱落するのを防ぐためです。

f:id:yashi-84:20200219174443j:plain

ところが、MSQ6Tにはこのくぼみがなく、上のようなプレートをそのまま付けようとすると突起が干渉してしまいます。

f:id:yashi-84:20200218220541j:plain

こちらも少々わかりづらいですが、両サイドで突起がアダプターに干渉してしまい、プレートがアダプターの奥まではまりません。

f:id:yashi-84:20200219175127j:plain

このプレートの場合は、突起がネジ式になっており、六角レンチで外すことができました。

f:id:yashi-84:20200219175230j:plain

これで、正常にプレートを固定できるようになりました。

f:id:yashi-84:20200219175413j:plain

 

Manfrotto Befree アルカスイス化


Manfrottoの三脚であるBefreeをアルカスイス化したので、その流れを記録しておきます。

と言っても、Manfrottoから新しく発売されたアルカスイス化アダプターを使用したため、特に難しいことはありません。

純正アダプターのクイックリリースも良いのですが、当然他社のプレートとは互換性がないため、他社の三脚と併用する場合は不便です。そこで、プレートとアダプターをアルカスイスタイプに統一するために、今回の作業をおこないました。

 

私が持っている三脚は、Befree Advancedのカーボンモデルです。

今回購入したアダプターは、こちらのMSQ6Tです。

www.manfrotto.com

 

通販で購入しましたが、このような箱に入って届きました。f:id:yashi-84:20200218215706j:plain

 

開けるとこのような感じで、シンプルです。説明書もありません。

f:id:yashi-84:20200218215906j:plain

 

Befree Advancedの雲台はMH496-BHです。

MSQ6Tは、494/496/498に対応しているようです。

元々は、このように純正のクイックアダプターが付いています。

f:id:yashi-84:20200218220029j:plain

 

三脚に付属のレンチを使用してネジを回し、アダプターを取り外します。

f:id:yashi-84:20200218220228j:plain

 

アダプターを取り外した写真がこちらです。

中央に、アダプターと合わせるための溝があります。この溝があるため、汎用のアルカスイスアダプターを付けると安定性がイマイチなようです。

f:id:yashi-84:20200218220405j:plain

 

MSQ6Tは純正品のため、ピタリと装着することができました。

f:id:yashi-84:20200218220541j:plain

 

Befreeはコンパクトな三脚であり、収納時は足を逆向きにして折りたたみます。その際、アダプターは脚の間にうまく収まるように設計されています。

(こちらはオリジナルのアダプター装着時)

f:id:yashi-84:20200218220858j:plain

 

MSQ6Tに交換後も、問題なく収納することができました。

f:id:yashi-84:20200218220926j:plain

 

これでManfrotto Befreeでも、アルカスイスプレートを装着したカメラをそのまま載せられるようになりました!